So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン
前の10件 | -

血圧の季節変動 [クリッピング]

血圧は一日の中でも変動しますが、夏から冬にかけて収縮期血圧に10mmHg程度以上の上昇が見られる人や、逆に冬の方が血圧が低くなる人は、心血管リスク(冠動脈疾患、脳梗塞、末梢動脈疾患など)が倍になるそうです。

血圧季節変動.jpg

グラフは情報源から編集引用させていただきました。

冬は血圧が上がるものと思っていると、怖いことになる可能性があると言うことでしょうか。
といっても一日の中で10mmHg程度変動することもありますので、毎日血圧を測定していても、そのことに気づき難いかもしれません。そこでちょっとお薦めなのが、血圧値を移動平均で計算し平滑化することです。平滑化することで、血圧値の傾向がずっと見易くなります。下図は血圧測定値そのものと、5日で平滑化したグラフです。
血圧_季節変動.jpg


上記グラフは制作中のVisualHealth.Naviによりますが、エクセルでも簡単にできますので、お試し下さい。移動平均の計算方法も重み付けなどありますが、単純に前3~5日の平均でよいと思います。利用する測定値は、できる限りは毎日同じ時間帯(起床時)に測定したものが良さそうです。グラフの例では起床時血圧の測定値を利用しています。表示期間の2ヶ月で、収縮期/拡張期ともに少し(数ミリ)上昇がみられそうです。

[本] 情報源
Association Between Amplitude of Seasonal Variation in Self‐Measured Home Blood Pressure and Cardiovascular Outcomes
https://www.ahajournals.org/doi/full/10.1161/JAHA.117.008509

[目]
本記事はあくまでも、VHNの機能紹介です。言うまでもありませんが、血圧値の季節変動に対応するため、安易に薬の量を増やせば良いという事ではないようです。変動が気になるようでしたら、かかりつけの医師に相談しましょう。




コメント(0) 
共通テーマ:仕事

lightbot

幼児にプログラミングの概念を学習してもらうゲームだそうですが、息抜きと脳活にはもってこいです。
図のような単純なケースから、なかなかに手こずるケースもあり楽しめます。
LightBot.jpg
こちらのURLから http://lightbot.com/flash.html
英語は基本的な単語だけですが、トップ頁で右肩の国旗の丸マークを変えれば日本語も選択出来ます。

最近息抜きでお世話になっています。何れのゲームも無料のものです。
UpBot Goes Up
https://www.kongregate.com/games/bateleur/upbot-goes-up
一時停止 → 停止 でレベル選択ができます。

脳年齢テスト 瞬間記憶
http://flashfabrica.com/f_learning/brain/brain.html
https://www.p-game.jp/game48/








コメント(0) 
共通テーマ:仕事

社会的信頼? [クリッピング]

個人間の[信頼]はさておいて、社会的な[信頼]は最早死語なのだろうと思っています。
ちょっと古い調査ですが、「議員、官僚、大企業、警察等の信頼感」というレポートを拝見しました。
団体・機関に対する信頼感の意味するところが難しそうですが、[reasonable expectation][reliability expectation]といった[道理]や[あて]を期待できるという事なのでしょうか。

その調査レポートの冒頭に
 -「マスコミ・報道機関」に対する信頼感が低下-
 -「信頼されるよう努力してほしい」のは「国会議員」が最多-
 -「情報公開が進んでいないと思う」機関は「国会議員」が初のトップ-
とありました。誰もがそう思っていることを調査が裏付けた、だけかも知れませんがちょっと覗いてみます。
g-PAIの主観でデータを取捨しています。正確さと詳細を求める方は、原情報をお訪ねください。


■ 機関・団体に対する信頼感
国会議員、官僚、裁判官、マスコミ、銀行、大企業、医療機関、警察、自衛隊、教師に対する信頼感を、[1:ほとんど信頼できない]~[2]~[3:どちらとも言えない]~[4][5:たいへん信頼できる]の5段階で評価した平均が下のグラフだそうです。
自衛隊がトップなのは、現場の自衛官の災害時の努力を評価してのことで、自衛隊に対する評価ではないかも知れませんが、極めて妥当に感じました。上位の医療機関、銀行、裁判官、警察、教師は「信頼できると期待したい」と言ったことや、裁判官など余り縁がなく、実情を知らない上での判断のような気もします。まあ、私のケチはさておいて、グラフをご覧下さい。
信頼感_01.jpg

■ 信頼感の平均点の推移
2000年時の調査からの推移ですが、マスコミを除いて信頼感が上昇していることに、少し違和感を感じました。前述の通り、自衛隊や、分かり易さ丁寧さを心がけるようになってきた医療機関の上昇は納得できますが、官僚や国会議員、裁判官、警察、銀行の評価が上昇している理由は何でしょうか? 確認してみたい部分です。
信頼感_02.jpg


[本] 情報源
 中央調査社
 「議員、官僚、大企業、警察等の信頼感」調査
 (調査結果の概要)
 http://www.crs.or.jp/data/pdf/trust17.pdf


[目]
官吏として倫理的にきわめて優れた人間は,政治家に向かない人間,
とくに政治的な意味で無責任な人間であり,
この政治的無責任という意味では,道徳的に劣った政治家である.
  マックス・ヴェーバー/職業としての政治

500円コイン1つと10円玉幾つかで手に入ります。官僚、議員諸氏、ご一読ください。

[いす]
・グラフは情報源から転載させていただきました。



コメント(0) 
共通テーマ:仕事

人と比較して自分を評価する~猿並みです~ [クリッピング]

「日本人は人と比較して自分の立場を知りたがる。そういった我々日本人には向いている。」
私が、VisualHealth.Navi の[標準(化)値]を紹介するときによく使ったフレーズです。この[人と比較して自分を知る]と言った類は、お猿くんも同様なようです。

「隣の芝生が青く見えるのはサルも同じ!サルも他者の得るものが気になる 」と題された記事(プレスリリース)を拝見しました。
自分が得る報酬の価値が他人の得る報酬によって影響されることは日常的によくあることです。サルも自分の受ける報酬の情報そのものだけに注視しているのではなく、他者の受ける報酬情報も考慮した報酬の価値(主観的価値)判断をしていることが、サル自身の行動に現れているといいます。
なかなか面白く、分かり易く書かれたリリース記事ですので、そのまま部分抜粋をさせていただきます。部分引用のため繋ぎがおかしい場合がありましたら、その責はg-PAIにあります。
詳細や正確さを求める場合は、情報源をお訊ね下さい。


■ サルも他者の報酬情報に影響を受ける

サルでも人間と同様、自分が報酬を受ける確率が高まれば高まるほど、報酬に対する期待行動が増えます。しかし一方で、自分が受ける報酬確率は一定であるにも関わらず、他者の報酬確率が高まれば高まるほど、自己の報酬に対する期待行動が減少することを見出しました。これは、サルが自分の受ける報酬の情報そのものだけに注視しているのではなく、他者の受ける報酬情報も考慮した報酬の価値(主観的価値)判断をしていることが、サル自身の行動に現れていることを意味しています。興味深いことに、目の前の他者を物体(ジュースを回収するボトル)に置き換えると、このような主観的価値の違いは生じなくなりました。

図 サルの行動結果を表す模式図
サル報酬.jpg


■ 2つの脳領域で異なる視点で報酬情報を処理している

ヒトの意思決定やモチベーションは、自己が得る報酬(金銭や社会的地位など)に加え、他者が得る報酬によっても左右されます。その際、自己と他者の報酬情報が、進化的に新しい脳領域である大脳新皮質の内側前頭前野細胞にて選択的に処理されることを発見しました。そしてそれらの情報は、進化的に古い脳領域である中脳のドーパミン細胞に送られ、そこで自己の報酬の主観的価値が計算されることを突き止めました。

少し詳細に引用します。
内側前頭前野では、自分が受ける報酬情報か、他者が受ける報酬情報かによって、神経細胞ごとに選択的に各々処理されていることがわかりました。一方ドーパミン細胞では、自己や他者の報酬情報そのものではなく、両者を統合した結果である、報酬の主観的価値が処理されていることがわかりました。さらに、自己と他者の報酬情報は、主に内側前頭前野からドーパミン細胞のある中脳に向かって流れることがわかりました。これらの結果から、内側前頭前野の神経細胞によってモニターされる自己および他者の報酬情報が、中脳のドーパミン細胞に送られて統合され、そこで自己の報酬の主観的価値が計算されていると考えられます。これらの発見は、進化的に古い中脳のドーパミン細胞による自己報酬の評価が、進化的に新しい内側前頭前野の神経細胞によって影響を受ける可能性を示唆しています。

図 脳活動の解析結果を表す模式図
サル報酬2.jpg

■ 今回の発見
  • サルが他者の報酬情報を参照して自己の報酬の主観的価値を変える。
  • 内側前頭前野の神経細胞が、自己と他者の報酬情報を細胞ごとに選択的に処理する。
  • 中脳のドーパミン細胞が、自己と他者の報酬情報を統合して報酬の主観的価値を処理する。
  • 内側前頭前野から中脳へ向かう情報の流れが、報酬の主観的価値の計算に重要な役割を果たしていると考えらる。



[本] 情報源
 自然科学研究機構 生理学研究所
  認知行動発達研究機構部門
 隣の芝生が青く見えるのはサルも同じ!サルも他者の得るものが気になる
 ―自己と他者の報酬情報が脳内で処理・統合されるメカニズムの一端を解明―
  https://www.nips.ac.jp/release/2018/09/post_373.html


[目]
研究者等は、この研究がうつ病やパーキンソン病のメカニズム解明と改善方法の研究への新たな契機になることを期待しておられます。
少しふざけた表題をお詫びします。

[いす]
・ 図は情報源から転載引用させていただきました。
 スペースの都合でレイアウト編集してあります。


コメント(0) 
共通テーマ:仕事

男がまともになっきた ?! [クリッピング]

この30年間で「夫は誠実に、妻はドライになった」そうです。
酷暑だったこの夏、2018年7月の博報堂生活総研・研究レポートによれば、「夫の不倫は絶対に許されるべきではない」とする男性84%/女性78%。「妻の不倫は絶対に許されるべきではない」とする男性86%/女性79%だったそうです。同じ質問に、30年間の1988年には、「男性の不倫」男性73%/女性61%、「女性の不倫」男性84/女性74%だったそうですから、男女に優劣・尊卑はないと言う事に対して、男の感性が少しまともになってきたと言うことでしょうか。

不倫.jpg
グラフは情報源から引用転載させていただきました クリックで拡大表示します

このレポートには他にも、[結婚観・出産観][家族間観][男女間]など家族の30年間の変化がまとめられています。言うまでも無く一つの調査ですが、なかなか面白いレポートです。一読をお薦めします。


情報源
 博報堂生活総合研究所
 第三弾「家族・夫婦の価値観」編
 「家族30年変化」調査結果 第三弾を発表
  夫は誠実に、妻はドライになった30年
  http://seikatsusoken.jp/wp/wp-content/uploads/2018/07/kazoku30release_3.pdf

[目]
冒頭に「男女に優劣・尊卑はない」と書きましたが、間違いですね。
女性の方が、優れ尊いことはあきらかです。くれぐれもお間違いのないように・・・、男性諸君。


コメント(0) 
共通テーマ:仕事

週に1,2回は魚が良いようです [クリッピング]

今年は秋刀魚が安いそうです。そのためでしょう、この秋、我が家では何度か秋刀魚が食卓に上がっています。先日は秋刀魚の炊き込みご飯がなるものを食べました。多分、長き人生で、秋刀魚の炊き込みご飯は、初めて食したのだと思いますが、なかなかに美味で再度の登場を願っています。

若い頃から肉よりも魚が好きでしたが、最近は食卓に魚が出ることが少なくなったように感じます。我が家に限らず、魚離れが言われて久しいですが、実際、[食料需給表]によれば、食用魚介類の1人1年当たりの消費量は、2001年の40.2kgをピークに減少の一途を辿り、2016年度には24.6kgとなったといいます。

魚消費.jpg
食用魚介類及び肉類の1人1年当たり消費量(純食料)
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/h29_h/trend/1/t1_2_4_2.html

さて、この魚、週に1,2回は食卓にのせた方が良さそうです。
[魚をほとんど食べない人]は[週に1~2回食べる人]に比べ、大動脈疾患による死亡リスクが約2倍に増加すると言うことです。
以下、編集転載してのご紹介です。詳細を確認したい場合は、源情報をお訪ねください。

■ 大動脈疾患

大動脈は、心臓から直接分岐する身体の中で最大の血管であり、血液循環の大本であることはご存知だと思います。動脈硬化などでもろくなった血管壁にこぶができる[大動脈瘤]、血管壁の内膜が割け中膜・外膜がはがれる[大動脈乖離]、大動脈疾患の代表的な病気として知られています。共に命に関わることが多い、怖ろしい病気の一つです。大動脈疾患の日本での死亡率は多くなかったようですが、高齢化社会に伴って増加の傾向にあるそうです。

■ 週に1~2回の魚摂取が大動脈疾患死亡リスクを下げる

魚摂取頻度を、[ほとんど食べない][月1~2回][週1~2回][週3~4回[ほとんど毎日]の5つの群に分け、大動脈疾患死亡リスクを算出したところ、魚を[週1~2回食べる]群と比べ、[ほとんど食べない]群では、大動脈解離で死亡するリスクが2.5倍、大動脈瘤で2.0倍、大動脈疾患全体では1.9倍高くなることがわかったそうです。

また、[月に1~2回食べる]群では、魚を[週1~2回食べる]群と比べて大動脈解離で死亡するリスクの上昇はみられず、大動脈瘤で1.9倍とリスクが上昇する傾向が、[週3~4回食べる]群、[ほとんど毎日食べる]群では、リスクの大きさはかわりなかったそうです。
大動脈疾患リスク.jpg

この結果からは、魚をほとんど食べないような非常に魚の摂取頻度が少ない場合に、大動脈疾患で死亡するリスクが上がり、魚摂取が週1~2回食べていれば大動脈疾患で死亡するリスクは高くならないことが分かった訳です。

魚には、健康に良いとされる高度不飽和脂肪酸(DHA:ドコサヘキサエン酸、EPA:エイコサペンタエン酸)やタウリン、アンセリン、バレニンを始めとする多様な機能性成分が含まれていることはよくご存知の通りです。魚も以前に比べると、全体的に少しお高くなってきているようですが、週1~2回であれば、食卓に上げるのもそう難しくはなさそうです。健康を維持する上で重要な魚介類摂取を心がけましょう。


情報源
国立研究開発法人国立がん研究センター
 科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究
 魚をほとんど食べない人で大動脈疾患死亡が約2倍に増加
 https://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/8177.html

[目]
魚の消費量は減少の一途としましたが、冒頭に述べた2016年の24.6kgは、昭和30年代後半とほぼ同じ水準だと言います。絶対量の減少というよりも、食品のバランスが大切なのかも知れません。




コメント(0) 
共通テーマ:仕事

肥満(BMI)と血糖・血圧 [健康診断データ]

血糖血圧.jpg一時ほどには、「肥満は罪悪である」と言うほどの雰囲気は少なくなりましたが、イヤッ、当たり前になったのかも知れませんが、過剰な肥満が好ましく無いことは間違いのないところのようです。

今回は、肥満(BMI)と健診値相関、今回は血糖と血圧関連の個々の健診項目との相関分布です。
ここでのグラフ等は、あくまでもVisualHealth.Naviの機能紹介の一環であることをご承知置きください。
統計的な見地であると共に、いずれの健診項目でも、データ(人)数の関連で年代別の相関係数は信頼度が低くなります。

BMIと血糖値

[食べ過ぎ]ることで[肥満]になり[糖尿病]を起こすという図式でしょうか。太っている人が必ず糖尿病になるわけではありませんが、「肥満糖尿病」という言葉があるほどですから、肥満と血糖値の関係はよく言われます。次の相関を見る限りは、BMIと血糖値の関係はほとんど見られません。このデータからは判断できませんが、肥満度(BMI)の変化と検査値の変化からは、異なった傾向が見られるかも知れません。
  血糖健診項目の分布や標準値については→  ○ 基準値と性年齢 : 血糖

◇【空腹時血糖】と【BMI】
円形を僅かに斜め楕円形につぶしたような散布状況です。
全体では女性が僅かに相関を示す値となりますが、男性はほとんど相関が無い散布状況です。年代別では女性の50代、男性の60代で中程度の相関が示されています。
(相関係数 : 女性=0.32 男性=0.17)
BMI_BS.jpg

◇【HbA1c】と【BMI】
横方向に固まった散布状況からも分かるとおり、女性男性共に相関は見られません。年代別男性の25才代で高めの相関が見られますが、このデータでは当該年代のデータ数が少ないためと思われます。
(相関係数 : 女性=0.19 男性=0.18)
BMI_HbA1c.jpg

◇【空腹時血糖】と【HbA1c】
最近の糖尿病のスクーリニングでは【空腹時血糖】より【HbA1c】が使われているようです。散布図の斜めに伸びた状況からも両者には相当の相関が見られてよいはずですが、女性の場合は、おもったより相関は強くないようです。女性全体では中程度、男性は強い相関が示されています。年代別でも、一部データ数が少ない年代以外では全体と同様の傾向が見られます。
(相関係数 : 女性=0.67 男性=079)
BS_HbA1c.jpg


BMIと血圧

ご両親が高血圧であったりと、高血圧の遺伝因子を持っている人は、肥満するとほとんどが高血圧になると言われ、減量するだけで、高血圧が改善するとまで言われています。肥満により細胞が、より多くの酸素やエネルギーを求め、心肥大や血圧の上昇に結びつくそうです。
下記の通り、【収縮期】【拡張期】共に肥満(BMI)との弱い相関を示しています。【HbA1c】の場合と同様に、肥満度(BMI)の変化との関係を見るべきかも知れません。
  血圧の分布や標準値については→  ○ 基準値と性年齢 : 血圧

◇【収縮期血圧】と【BMI】
女性・男性共に全体でも年代別でも弱い相関を示しています。円に近い斜め楕円の散布状況もそのことを見せています。
(相関係数 : 女性=0.37 男性=036)
BMI_BPH.jpg

◇【拡張期血圧】と【BMI】
収縮期より幾分かばらつきの大きい散布状況です。相関係数は、女性・男性共に全体でも年代別でも弱い相関を示しています。
(相関係数 : 女性=0.31 男性=036)
BMI_BPL.jpg

◇【収縮期血圧】と【拡張期血圧】
当然といえるのでしょうが、女性・男性共に全ての年代で、見事に強い相関を示しています。
(相関係数 : 女性=0.90 男性=090)
BPH_BPL.jpg


◇ 補足・参考
□ 相関係数について
相関係数は-1~+1の値をとり、マイナス側では負の相関、プラス側では正の相関となります。相関の程度は便宜上次のように言われています。
 +[-] 0.7 ~ +[-] 1.0 : 強い正[負]の相関がある
 +[-] 0.4 ~ +[-] 0.7 : 中程度の正[負]の相関がある
 +[-] 0.2 ~ +[-] 0.4 : 弱い正[負]の相関がある
 +[-] 0.0 ~ +[-] 0.2 : ほとんど相関がない
相関係数の詳細はWebに多くの情報がありますので、ご参照ください。下記[BMIと健診データ(3)]にも簡単に記述してあります。

□ [BMIと健診データ]の関連過去ポスト
   ○ 肥満(BMI)と脂質
    -BMI値と脂質連関検査値の相関分布
    http://gpatalks.blog.so-net.ne.jp/2012-08-27
   ○ BMIと健診データ
    -BMI値による健診データの平均標準値ボーダーグラフ
    http://gpatalks.blog.so-net.ne.jp/2010-05-13
   ○ BMIと健診データ(2)
    -BMI高値群(の人達)平均健診値と一般群平均健診値の有意差
    http://gpatalks.blog.so-net.ne.jp/2010-05-20 
   ○ BMIと健診データ(3)
    -相関係数って、BMIと血圧、年代別の相関、BMIと健診データの相関係数
    http://gpatalks.blog.so-net.ne.jp/2010-05-31


[本] ここでのHbA1cの値はJDSで表記されています。
2013年以降の健康診断などでの表記は国際基準(NSGP)になっていますので、
ご自身のHbA1c(NGSP)値と比較される場合などは、次の換算式でJDS値に換算してご参照ください。
    JDS値(%)= 0.980×NGSP値(%)- 0.245%
   次の簡易換算で良いようです。
    NGSP値で5.2%以下  : JDS値(%)= NGSP値(%)- 0.3%
    NGSP値で5.3~10.2% : JDS値(%)= NGSP値(%)- 0.4%
    NGSP値で10.3~15.2% : JDS値(%)= NGSP値(%)- 0.5%
   次のURLでは値を入れると換算してくれます。
    http://keisan.casio.jp/exec/system/1351125607

[いす]
〇 本文中のグラフや標準値領域については次をご覧ください。
   本文中のグラフの見方について
    http://www.gikosha.co.jp/fig_blog/gpatalks_graph.html
   標準値の領域区分について
    http://gpatalks.blog.so-net.ne.jp/2011-12-12
〇 標準値については次のURLをご覧ください。
   全般
    http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01.html
   基準値と標準値
    http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01stnd.html
   EBMと標準値
    http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01ebm.html

〇 イラストは下記のURLからフリーイラストを使わせていただきました。
    http://zetia.jp/freeillustration_01.html
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

キャロルのマジック [味村ノート]

ひまわり.jpg今回の味村ノートはフィボナッチ数列を使ったパズルです。暑さで疲れた脳を少しゆったりさせてください。

◇ フィボナッチ数列

[フィボナッチ数列]は、草木の枝分かれ、花びらの枚数、ひまわりやたんぽぽの種の配列、などの植物を始め、身の回りのいろいろな部分で大切な要素となっています。Web上にも多くの情報がありますし、この味村ノートでも別の機会に触れる予定です。
この数列は、F0=0, F1=1, Fn+2=Fn+Fn+1で表され、具体的には、[0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233・・・・]と続く数列です。具体例からも分かる通り、最初の二項は0,1、以後どの項もその前の2つの項の和となります。面倒な話はされおいて、ここでは、そういった数列があることだけをご承知ください。

キャロル_01_1.jpg◇ キャロル(L.Carroll)のマジック
  1. 一辺がフィボナッチ数列のある値、例えば[8]の正方形を、その値の直前の2つのフィボナッチ数列の値、[5]と[3]とにより、右の図のように4つの部分に分ける。
  2. 次に、これらを切り離して、下の図のよう長辺[13]、短辺[5]の長方形に並べ替える。
  3. 元の正方形の面積は 8×8=64 だが、並べ替えた長方形の面積は 13×5=65 で、[1]増えている。

キャロル_01_2.jpg

キャロル_02.jpg
  1. 上例の [8]→[13]、[5]→[8]、[3]→[5]とフィボナッチ数列の値を1つずつ大きい値に置き換えると、元の正方形の面積は 13×13=169 だが、並べ替えた長方形の面積ば 21×8=168 となって、こんどは[1]減る。
  2. さて、[1]はどうして増減したのか?



・ ・ ・ 種明かしは、こちら


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

年齢相応に健康か [健康診断データ]

善しに付け悪しに付け「人と比較」して、安心したり、ガッカリしたり、少しばかり悦に入ったリ、という事はいろいろな場面であります。このブログでよく使われる[標準化値]も少し乱暴に言えば、「人と比較」する考え方に立っているといえます。具体的には、健康の一つのバロメータである健診(臨床検査)値が、同性同年代の中で比較してどこに位置づけられているかを把握するものです。

◇ 相対値としての標準化値
基準値と性年齢 :グラフについて」でもご説明した通り、標準化(相対)値は検査(絶対)値の示す値が、同性同年代の中でどこに位置づけられるかを表しています。

分布説明.jpg

標準値が[90~110sv]であれば、
同性同年代では平均的な検査値であり、この平均群には、平均を挟んで68%の仲間がいることになります。
[85~90sv]or[110~115sv]であれば、
平均を少し外れ、それぞれに上記平均的な群[90~110sv]の外側で、この範囲にはそれぞれ1割ほど(9.5%)の仲間がいます。
[80~85sv]or[115~120sv]であれば、
前項[85~115sv]をさらに外れ、この範囲にはそれぞれ数%弱(4.0%)の仲間がいて、悪(高/低)い方から1割程度(10.5%)以内に属します。
[~80sv]or[120~sv]であると言うことは、
悪(低/高)い方から2.5%以内の仲間になると言うことです。
検査(絶対)値が基準値の中にあっても、標準化(相対)値が[115sv]以上や[85sv]以下であれば、ほとんど仲間がいないほど高い(低い)わけですから、少し注意すべきかも知れません。逆に検査(絶対)値が基準値の外でも、[85~115sv]の範囲であれば、平均的な値で、大勢の仲間がいますから統計的には心強いかもしれません。

◇ 健康ポジションを示す標準値
標準化(相対)値と検査(絶対)値は、相互に置き換わり代替する値ではありません。検査(絶対)値が、本来は病気のスクリーニングの一つとして使われるのに対し、標準化(相対)値は、健康ポジションを判断する目安だとお考えください。標準化(相対)値が[85~115sv]の範囲にポジションされ無ければ、生活習慣の改善を心がけるべきだと言えます。折角の健診(検診)データを、ご自身で理解し病気を予防するために活用できます。

下のチャート例は、現在の[LDLコレステロール]の基準値上限である検査値[140mg/dL]が、女性・男性それぞれ25歳/55歳で、どこにポジショニングされるかを示したものです。それぞれの年齢での健康ポジション[標準化値]は次の通りです。
 女性では
  25歳 122sv    55歳 101sv
 男性では
  25歳 114sv    55歳 104sv
同じ検査値でも、年齢により随分と健康ポジションが異なることが分かります。女性・男性とも55歳ではほぼ平均ですが、25歳・女性はきわめて異端な値であり、男性でも健康範囲[85~115sv]の上限ぎりぎりであることを示しています。検査値だけでは分からない事実を、理解しやすい形で知ることができます。
グラフはクリックすると別枠に拡大します
年齢相応.jpg
シニア.jpg
[目]

今の日本は[お金があるか][健康であるか]でなければ、老後を生き抜くことができない国に成り下がっています。両方持てるに超したことはありませんが、老後のある程度の[健康]は、中年期からの[注意と努力]で、多くの人が手にすることができます。今のままの政治が続けば、この先[医療格差]はますます拡大し厳しいものになりそうです。そこそこに楽しい老後は、自ら[健康]を維持し確保するしかなさそうです。


[いす]
〇 本文中のグラフや標準値領域については次をご覧ください。
   本文中のグラフの見方について
    http://www.gikosha.co.jp/fig_blog/gpatalks_graph.html
   標準値の領域区分について
    http://gpatalks.blog.so-net.ne.jp/2011-12-12
〇 標準値[健康ポジション]については次のURLをご覧ください。
   全般
    http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01.html
   基準値と標準値
    http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01stnd.html
   EBMと標準値
    http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01ebm.html

〇 イラストは下記URLよりフリーイラストを使わせていただきました。
    http://kids.wanpug.com/top_person.html

コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

健康ポジション [健康診断データ]

構想1_S.jpgもはや旧聞になりますが、2014年4月にドック学会が新たな[健診値の基準範囲]を発表しました。血圧値を始めいろいろと物議を醸しましたので、ご記憶の方も多いことと思います。また、最近では、米国で行われた大規模臨床試験SPRINTの結果で、心血管疾患合併患者や後期高齢者でも「血圧値はより低い方が好ましい」という発表があったりと、私たち素人は右往左往するばかりです。

ドック学会の新たな[基準範囲]は、ドックを受けた150万人の中から、重大な既往歴がなく薬物治療や喫煙をしていない健康な成人約1万人を抽出してデータを分析したものだそうです。データとしてはそれなりに信頼できるものだと思いますが、「疾患予防を目指す基準値を定めるという姿勢がとり入れられていない」「スーパーノーマルの人はこの検査値の範囲である事を意味するものであり、専門学会がガイドラインで示している疾患判別値とは異なる。」「基準範囲は日本国民の健康に悪影響を及ぼしかねない危険なもの」・・・・等々、いろいろと賑やかでした。

◇ 健康の指標としての健診値
難しい議論は専門家にお任せするとして、私たちは健診値が自身の[健康の指標]として利用できればよいわけです。その[指標]の一つに[他人との比較]があります。「同じ世代の人と比べて、自分の健診値はどうなのだろう。年齢相応の健診値だろうか」ということです。この[年齢相応]の考え方については以前にポストしましたが、その中で[健康ポジション][健康基準範囲]について触れました。健診値の[標準化(相対)値]が[85~115sv]の範囲にポジションされれば、その健診項目から見た[健康ポジション]は[年齢相応]で[健康基準範囲]にあるとし、[80sv]以下や[120sv]以上であれば、生活習慣の改善を心がけるべきだとしました。

[他人との比較]などというと、ずいぶんといい加減な指標のように思われますが、検査基準値の考え方そのものが、「病気がなく健康な人の集団を健常者とします.その健常者の測定結果を集計すると,通常,左右対称の山型になります.このうち極端に高い数値2.5%と低い2.5%を除き,この平均値をはさんだ健常者の95%が含まれる範囲を基準範囲(基準値)として用います. 」から、その元となる考え方は同じです。

◇ 健康ポジションとと健康基準範囲
このブログで時折お目に掛ける、[レーダーチャート][ボーダーチャート]は、健診値からの[健康の指標]、すなわち[健康ポジション]をビジュアルに判定する一つとして、[健康基準範囲]の階層色を[青:90~110sv][緑:85~90sv 110~115sv]としています。この階層色内に収まった健診項目は、その健診項目だけを性年齢別に見た限りでは、[健康基準範囲]にあるだろうとしています。一般的に[検査基準値範囲]は、上限/下限を[120sv]/[80sv]に設定されますから、基準値の考えより少し厳しい設定となります。[健康基準範囲]外の階層色は、[黄:80~85sv 115~120sv][赤:~80sv 120sv~]となりますから、黄色のゾーンに入ったら要注意、食生活/運動など生活習慣を見直しましょう。赤のゾーンでは、早い時期に医師などに相談すべきかもしれません。

◇ ボーダーチャートと健康基準範囲
上述の通り、縦縞の[青][緑]部分が[健康基準範囲]になります。下のチャート例のデータでは、
血小板
検査(絶対)値では基準内ですが、標準化(相対)値による健康基準範囲では範囲外になり、
この健診値は同世代同性で少数な値といえそうです。
チャートではでプロットさます。
中性脂肪/BMI/収縮期血圧
検査(絶対)値では基準外ですが、標準化(相対)値による健康基準範囲では範囲内になり
この健診値は同世代同性で一般的な値といえそうです。
チャートではでプロットされます。
その他の健診項目
検査(絶対)値は基準内で、標準化(相対)値による健康基準範囲も範囲内になります。
チャートではでプロットされます。

ボーダーチャート.jpg


◇ レーダーチャートと健康校基準範囲
[青][緑]のリング部分が[健康基準範囲]になります。プロットされているドットの色は、ボーダーチャートとは異なり、標準化(相対)値のみの判定で、[健康基準範囲]であれば、範囲外であればでプロットされます。

レーダーチャート.jpg


レーダーチャートやボーダーチャートで見れば、[健康基準範囲]に収まっている健診項目、収まっていない健診項目がビジュアルに把握できます。また[健康基準範囲]に収まっていない健診項目がどの機能群に多いか、バランスはどうかなども簡単に見て取ることができます。

説明.jpg◇ 関連過去ポスト
   健康基準範囲
   標準値のメリット
   年齢相応 
   基準値と性年齢 : 標準値の領域区分
   VHN_ボーダチャート
   VHN_レーダチャート
 

[いす]
〇 標準値領域については次をご覧ください。
   標準値の領域区分について
    http://gpatalks.blog.so-net.ne.jp/2011-12-12
〇 標準値[健康ポジション]については次のURLをご覧ください。
   全般
    http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01.html
   基準値と標準値
    http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01stnd.html
   EBMと標準値
    http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01ebm.html

〇 イラストは下記URLよりフリーイラストを使わせていただきました。
    http://zetia.jp/freeillustration_01.html


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事
前の10件 | -
食費無料のアルバイト