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BMIと健診データ その3 [健康診断データ]

執拗に「BMIと健診データ」その3です。
VisualHealth.Naviを利用して、健診データを統計的に見ると、BMI(BodyMassIndex)高値の人々では、男女とも尿酸・血圧、女性ではHDLコレステロール、男性ではALT(GPT)・AST(GOT)等に、何か関係があるようだというお話をしました。今日は具体的にBMIと健診データでどのような相関が示されるのかを見てみましょう。

◇ 相関係数って
先ず、相関を表す相関係数について簡単に触れます。グラフをご覧ください。BMIと体重をプロットしたものです。BMIの算出方法(BMI=体重/身長の2乗)からも、体重がBMIと密接な関係があることは言うまでもありません。男女ともにプロットされた点が幅細く綺麗に右上がりにまとまり、BMIと体重に強い相関関係があることを示しています。この例での相関係数は女性:0.88、男性:0.89です。相関係数が1(-1)になればデータはy=x(y=-x)の直線上に配置されます。

散布図の右にある年代別の相関係数を見ても、男女ともほぼ全ての年代で0.75~1.0の間にプロットされており、年代に関わらずBMIと体重は相関が強い事が分かります。
相関係数は-1~+1の値をとり、マイナス側では負の相関、プラス側では正の相関となります。相関の程度は便宜上次のように言われています。
 +[-] 0.7 ~ +[-] 1.0 : 強い正[負]の相関がある
 +[-] 0.4 ~ +[-] 0.7 : 中程度の正[負]の相関がある
 +[-] 0.2 ~ +[-] 0.4 : 弱い正[負]の相関がある
 +[-] 0.0 ~ +[-] 0.2 : ほとんど相関がない
           マウスクリックすると図は拡大できます。BMI体重.jpg

◇ BMIと血圧
さてでは、最初は血圧です。
収縮期血圧、拡張期血圧とも、体重に比べると幅の広がりは大きいですが、ほぼ綺麗に右上がりの散布状態を描いています。相関係数は女性:0.37-0.31(収縮期-拡張期)、男性:0.36-0.36 ですから中程度に近い弱い相関関係にあるようです。
BMI血圧散布.jpg

◇ 年代別の相関
次に年代を5才間隔で相関係数を見てみましょう。収縮期・拡張期共に、若い人ほどBMIと血圧の相関が強く、年齢と共に相関が弱くなることが分かります。男性の場合は、概ね相関係数が右下がりになっていますが、女性の場合にバラツキが見られるのはサンプル数が少ないことも影響しているかも知れません。25-30才や60才以上の女性値や65才以上の男性値は、その年代のサンプル数が規程量に達っさためプロットされていません。40-45才は男女とも同値のため男性のプロット(青)が女性のプロット(赤)に隠れています。
BMI血圧散布年代.jpg

◇ BMIと健診データの相関係数
以下に幾つかの健診データとBMIの相関係数を列挙します。
相関係数によるBMIと健診データの関係は、あくまでも統計的な判断で医学的なものではありません。また、男性650名・女性200名ほどの一般健康診断データによる結果です。サンプル数に限りのある結果であることをご承知の上でご覧ください。
イエローのゾーンは弱い相関、オレンジのゾーンは中程度の相関に対応します。
BMI健診相関.jpg


[いす]
〇標準値については次のURLをご覧ください。
概要
  http://gpatalks.blog.so-net.ne.jp/2010-07-20
 全般
  http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01.html
 基準値と標準値
  http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01stnd.html
 EBMと標準値
   http://www.gikosha.co.jp/SMIS/SMIS_01ebm.html


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